2008-01-31

レンズが分かる6

11.コマ収差とは

コマ収差:
光軸から少し離れただけ、光の点が彗星のように伸びて見える
何故?:レンズ中心から離れた位置を通った光はレンズを通過するゾーンごとに倍率が異なる場合がある

12.非点収差と像面湾曲

非点収差:
縦線と横線のピントの位置が異なる。
何故?レンズを斜めから見たときに、縦方向と横方向の曲率が異なっている。

像面湾曲:
光軸から離れた光が平面スクリーン上に結像しない。
レンズの中心部から同心円状にピントの位置がくる。

2008-01-29

レンズが分かる5

9,10.球面収差とは

球面収差:
レンズの中心から離れた位置を通る光は、焦点よりもレンズに近い位置に集まってしまう。
球面収差の量はレンズ表裏の曲率を変えると変化します。

スポットダイアグラム:
レンズに入射した光が、像面でどのような範囲に散らばるかを描いた図

有効径:
レンズに有効に入射する光束の直径

<球面収差を減らすには>
1.凹レンズと組み合わせる(凸レンズと凹レンズは球面収差の発生する向きが逆なので、適切に組み合わせればキャンセルできる
2.レンズの表面形状を球面でない形にしたレンズ、いわゆる非球面レンズを使う。

2008-01-21

レンズが分かる4

7.ミラーの性質
ミラーとレンズの光学的作用は同じです。
レンズは光を透過し、ミラーは反射するので性質と形状は逆になる。

ミラーの焦点距離
f=-R/2 R:ミラー面の曲率半径

8.レンズの天敵 :収差

収差とは:
Aからの光をA’で集めるように設計しても、Bからの光がB’に集まるとは限らない

スネルの法則:
2つの異なった物質があるとき、境界面に入射される角度と境界面から出る角度の関係を示したもの
n1sinσ1 = n2sinσ2   n:屈折率


収差の種類
球面収差:光軸上で光線が1点に集まらない現象
コマ収差:光軸外で、点像が尾を引く現象
非点収差:同心円像と放射線像の結像点が一致しない
像面湾曲:像面が平坦でない現象
歪曲収差:物体と像が相似形にならない現象

軸色収差:色によって結像位置が異なる現象
倍率色収差:色によって倍率が異なる現象

2008-01-16

レンズが分かる3

5.6.像のできる位置と倍率
Z:物体面から前側焦点の距離
Z':後側焦点から像面
M:倍率
f:前面焦点距離

Z=f/M Z'=fM

問題:
焦点距離50mm、倍率10倍
物体の位置は Z=f/M=50/10=5 (5mm)
像の位置は Z'=fM=50x10=500 (500mm)

2008-01-15

レンズが分かる2

3.焦点距離とは何か?

焦点距離:主点から焦点までの距離

1/f= (N-1)(1/R1+1/R2)
f:焦点距離
N:ガラスの屈折率
R1:レンズ前面の曲率半径
R2:レンズ後面の曲率半径

バックフォーカス:レンズ最終面から後側焦点までの距離

フランジバック:レンズをつけるフランジから後側焦点までの距離

広角レンズ:焦点距離が短いのにバックフォーカスが長い
望遠レンズ:レンズ全長を焦点距離よりも長くしている

4.結像作用と光路図
結像:レンズによって、物の像ができること
映画でスクリーンに映すことも結像

光路図:結像の様子を表すもの

「物体の1点から出た光線は、レンズのどこを通っても、像面で1点に集まる。

2008-01-14

レンズが分かる1

レンズの焦点:焦げる点→光るが集まる点
レンズの結像点:物体を置いたときに、その物体の像ができる点。

結像点は物体からレンズまでの距離で変わる
焦点は物体がどこにあれ移動しない点(物体が無限遠にあるとした場合の結像点)

主点:
厚いレンズや組み合わせレンズも、1枚の薄いレンズに置き換えられます。その薄い仮想レンズのある位置が主点。

2008-01-03

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